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高齢者住宅や空き家など調査「地域のネットワークづくりに挑戦」

高齢者住宅や空き家など調査「地域のネットワークづくりに挑戦
津山市城東地区で3月7日(土)、子どもを含む住民の皆さんが高齢者世帯や空き家の分布状況を調査しました。この支え合いマップづくりへ取り組むことで、地域で起こる様々な問題に対して、自分で出来る事は自分の力(自助)で頑張り、自分の力ではどうにもならない事は、地域の力(共助)を借りながら解決していくふれあいのネットワークの仕組みづくりを目指し、城東小地域ケア会議のメンバーや美作大学の先生や学生、そして社会福祉協議会等が企画しました。この支え合いマップづくりには、地域の小学生や住民の方々、学生、社会福祉協議会の職員ら約60人が参加。3グループに分かれて地域を回り、高齢者世帯や一人暮らし世帯、空き家を調べると共に、狭い路地や用水路、井戸などの危険個所や、日頃集まって話をするサロンなど皆の集える楽しい場所のチェックを行いました。
その後、参加者は地域の交流スペースである「城東じ・ば・子のおうち」(津山市上之町)で、模造紙に点検事項や高齢者世帯の近所とのつながり等を記入した「支え合いマップ」を作成しました。その後の各グループの発表では、「日頃から地域の状況をよく把握していると思っていたけど、地図に書き込んでみると、色々な新しい発見があった。」と言う声が多く聞かれました。
この支え合いマップづくりでは、皆で輪になり、地図を囲んで話し合うことで、地域の現状把握が出来、また新たな発見や皆で話し合う中でいろんなアイデアも浮かんできます。そして、情報の共有、意思の統一等が図れます。これらのことから「支え合いマップづくり」をとおして普段からご近所とのつながりを作っておくことにより、災害時などの助け合いにも生きていきます。今後今日の支え合いマップ作りで発見した様々な内容を、地域のネットワークづくりに活かしていこうと参加者で話し合いました。