お知らせ

新加茂支部の愛育委員さんと車イス体験教室を行いました。

令和元年 5月26日(日) 10:00~12:00
加茂町福祉センターにて新加茂支部の愛育委員さんと
車イス体験教室を行いました。

社会福祉協議会では、福祉団体やボランティアさんと協力し、
多くは小学校の児童向けに出前福祉体験教室を行っています。
今回、新加茂支部の愛育委員支部長さんより車イス体験教室の依頼がありました。
段取りから打合せを行い、当日は17名の愛育委員さんが参加されました。


● 障がい者理解についておはなし

ワークシートを用いて障がい者マークについて紹介しました。
また、バリアフリーやユニバーサルデザインについて
実際に身の周りの日用品に触れてみながら、考えました。
バリアフリー・ユニバーサルデザインが進むことで、
障がい者や高齢者だけでなく、こどももおとなも、すべての人々が暮らしやすい社会になります。
みなさんも、身近なバリアフリー・ユニバーサルデザインを見つけてみてくださいね^^。

             

「心のバリアフリー」についてもおはなしし、
見た目や能力で差別・偏見をもつのではなく、
誰もが同じ地域の住民として思いやることの大切さについて考えました。


車イスの扱い方・実際に体験してみる

車イスの開閉方法や、乗り降りするとき・押すときの注意点などをお伝えし、
実際に加茂町福祉センターの周りを走行しました。

              
バリアフリーのトイレの使いやすさを実感。             排水溝のような小さな溝でも走りにくいです。

              
                     坂道は。。。                                        じゃり道の歩きにくさといったら!


みなさん体験してみて、
「車イスを押すのは意外と力がいるなぁ」
「乗る人はただラクチンな訳じゃないなぁ、気を遣うなぁ」
などなど、たくさんの気づきがありました。
それらを通して、乗る人と押す人がしっかりコミュニケーションをとることの大切さ
について考えました。

また、
「今までは地域で車イスの方にお会いしても声かけをためらっていたが、
今回学んだことで、何か手伝えることがあるのでは、と思った」
というお声や気づきもありました。

これらのことが、愛育委員さんとしての活動だけでなく、普段の生活や、
災害時の対応にも活かしていただけたら、と思います。

体験してみて、その人の気持ちを考える、思いをはせること。

福祉について考える、方法の1つだと思います。